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水ナス出荷ピークへ/出荷量50㌧見込む /JAあいち三河岡崎市なす部会六ツ美支部

2022/05/02

 愛知県内で唯一、市場出荷する水ナス「紫水」が出荷ピークを迎えています。今年は4月頃の低温の影響から昨年よりも5日遅い4月7日から出荷スタートとなったが、品質は上々でJAあいち三河岡崎市なす部会六ツ美支部の生産者が名古屋市の市場や同JA産直店舗「幸田憩の農園」、「ふれあいドーム岡崎」などを通じて消費者へ届けています。
 水ナスの出荷規格は160~200㌘で長さは12~15㌢ほど。約90%が水分と多く、あくが少ないのが特徴。皮が薄いため、火を通さずにそのまま食べることができるが、栽培面では皮の薄さから風の侵入による葉の擦れなどでも表面に傷がつきやすいため、生産者は念入りな適葉に配慮しています。
 同支部の平井紀晃さん(67)は「今から6月にかけて出荷量が増えていく。より品質の高い水ナスを多くの消費者に届けていきたい」と意気込みます。
 同支部に所属する3人の生産者が約43㌃の面積で栽培。出荷量は50トンを見込んでおり、8月中旬まで続きます。

写真=水ナスを収穫する平井さん(27日、岡崎市正名町)