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大福からはみ出てしまうインパクトのある「でかほっぺ大福」販売へ/ 特産品定着へPR強化/JAあいち三河

2022/02/01

 JAあいち三河は巨大イチゴ「でかほっぺ」を使用した「でかほっぺ大福」を1月29日から販売開始しました。1粒70㌘以上の重さがある巨大イチゴ「でかほっぺ」を使っているため、大福からはみ出てしまうインパクトのある見た目が特長。大きく甘みが凝縮したイチゴを1粒でふんだんに楽しめます。管内の岡崎市にある創業111年目の老舗和菓子店「近江屋本舗」と協力し、「でかほっぺ」が収穫できる2月上旬まで数量限定で販売します。
 「でかほっぺ」は普段見ることのない巨大なイチゴ(品種:紅ほっぺ)を名付けたもの。栽培過程の中で、2番果の生育時期である1月中旬頃に奇形果、変形果のような出荷規格にはない巨大なイチゴが発生し、これまでレギュラー品よりも低価格で販売していました。しかし、糖度も十分にあり病害虫による影響も受けていないこと、味も美味しいことから、その点を活かした販売方法に繋げるため、令和3年度から「でかほっぺ」として商標登録。農家所得向上を目指し、令和元年度よりイオン岡崎南店を中心に1個パックと6個パックで販売しています。また、知名度も向上し、今年から東京や大阪への出荷が開始しました。
 園芸農産課の伊吹滋郎課長は「少しでも農家所得の向上に繋げるため、販売だけでなくPRを強化するため企画した。食べごたえのある『でかほっぺ大福』が完成し、他にはない商品が出来上がったのでは」と話しました。

写真=29日から販売した「でかほっぺ大福」を紹介する店員(26日、近江屋本舗)