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岡崎市果樹振興会/剪定を確認し技術向上へ/岡崎市果樹振興会

2021/12/06

 岡崎市果樹振興会は11月30日、同市滝町の浅川巖さんの圃場でブドウの剪定講習会を行いました。生産者や西三河農業改良普及課など26人が参加し、剪定作業の注意点や切った枝の処理方法、農薬の使用方法を確認しました。
 同普及課の安井葵技師は「長梢剪定は主枝を確立させ勢力差を保つことが大切。基部は枝が強くなりすぎないよう、返し枝により勢力を抑えて欲しい」と話しました。同振興会の鈴木吉地会長は「今年度は全体として昨年に比べ病気が少なく、熱心に防除した成果が出た。生産者同士で情報を共有し、技術向上や品評会に繋げたい」と話しました。
 同振興会は生産者39人が「巨峰」や「シャインマスカット」などを栽培。自ら交配したオリジナル品種を栽培する生産者もいます。産直施設や共選出荷、直売所、通販など様々な出荷形態で販売。今後は12月下旬に研究会を予定しており、病害虫被害の確認や8月に行われた品評会の表彰式が行われます。

写真=切った枝を確認する生産者と安井技師㊨(30日、同市滝町)