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農産物品評会実施/地産地消と地域活性化へ/JAあいち三河

2021/12/01

 JAあいち三河は11月19日と20日、「2021JAあいち三河農産物品評会」を開催しました。管内生産者が栽培した農産物の展示としての場や生産技術向上を目的に毎年行います。出品された農産物は品評会に入賞した64点を含め、管内の福祉施設や子ども食堂に全量提供。自己改革「地域の活性化」や持続可能な開発目標(SDGs)「飢餓をゼロに」などに積極的に取り組みます。
 本来であればJAまつりと併せて開催し、即売会を実施。売り上げの一部や受賞農産物のみを提供していたが、昨年同様に全ての農産物を2カ所の福祉施設と子ども食堂に提供しました。受け取った社会福祉法人児童養護施設岡崎平和学園の小笠原寛施設長は「昨年は立派な農産物を沢山いただき子どもたちはとても喜んでいた。普段目にすることがないような大きな野菜や果物は、美味しいだけでなく目で見て楽しむことも出来た」と話しました。同JA新家智明経済担当常務は「地元で作られた新鮮な野菜を1人でも多くの子ども達に食べてもらいたい。そして地産地消に繋がれば嬉しい」と話しました。
 寄付前に行われた品評会には全423点の農産物の出品がありました。西三河農業改良普及課や行政ら15人による審査で最高位にあたる農林水産大臣賞には稲垣澄子さん(東本郷)のキャベツが輝きました。ナスやイチゴなどの地元名産、法性寺ネギや自然薯などの特産品と多数の農産物が並んだ展示には、地域住民およそ114人が来場。高品質な農産物に感心する姿や自分の出品した農産物を撮影する姿が見られました。
 開催する中ではマスク着用やアルコール消毒の徹底、来場者名簿の記入を行いコロナ感染対策にも努めました。“無くてはならないJA”を目指し、今後も地域に密着した取り組みと安全安心を発信します。

写真=農産物を提供する同JA新家常務㊧(20日、同JA本店資材倉庫)