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主力品目イチゴ/高品質届けるための取り組み/JAあいち三河

2021/12/01

 JAあいち三河管内である岡崎市と幸田町は県下有数のイチゴ生産地で、販売高が10億円を超える主力品目。11月から始まった出荷も順調に進んでいる中、品質向上に向けた取り組みにも力を入れます。
 5日、岡崎市いちご部会と幸田町いちご組合は「令和3年度目揃え会」をそれぞれ同JA本店、幸田営農センターで開きました。生産者や西三河農業改良普及課、市場担当者らが参加し、着色や形状、パックの詰め方などを確認。栽培上の注意点や市場情勢、出荷計画も共有し、クリスマス需要を控える今後に向けて出荷意識を統一しました。
 また、16日には同部会六ツ美矢作支部で「ハウス圃場巡回」を実施。生産者や同普及課、JA職員ら21人が部会員のハウスを巡回し、栽培状況や病害虫被害の確認をしました。
 同JA管内では、両組織合わせ70人がおよそ17㌶で「紅ほっぺ」、「とちおとめ」を栽培。新規就農者育成や既存農家の規模拡大を目指し「いちご塾」やイチゴ生産団地などにも取り組み、自己改革に掲げる「農業者の所得向上」や消費拡大を目指します。

写真=パック詰めされたイチゴを確認する生産者ら(5日、同JA本店)