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「自然薯塾」で掘り取り作業行う/約150本の自然薯収穫/JAあいち三河

2021/11/16

 JAあいち三河は生産者の高齢化に伴う離農などによって生産者が減少しているという背景から、岡崎産自然薯のブランド維持と産地振興を目指し、令和元年度より自然薯の新規就農者を育成する「自然薯塾」を開講しています。
 11月16日には、牧平町にある試験圃場に同JA額田自然薯部会員や自然薯塾生が集まり、5月14日に定植した自然薯「P-16」の掘り取り作業を行い、約150本を収穫しました。今年は盆明けの長雨と高温により厳しい天候条件となったが、大きさ、収量とも順調。
 同塾は毎年3月末からパイプ土詰めを開始し、12月の収穫までを既存の生産者とともに取り組み、実践を通じてポイントや注意点などを学びながら就農を目指します。また、「夢とろろ」を開発した飯田孝則先生を講師に招き、座学や作業実習を行います。これまで3期生3人を含めた7人が就農し、来年度には3名が就農に向けて研修を受講する予定です。

写真=自然薯「P-16」を掘り取る自然薯塾生㊧(16日、岡崎市牧平町)