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粉砕機導入/処理作業軽減に繋げる/JAあいち三河

2021/10/29

 JAあいち三河は、今年からチッパーシュレッダー(粉砕機)を3台導入しました。ブドウや柿、栗などの剪定の際に出る枝を粉砕しチップ状にすることで組合員の処理作業を軽減させます。また、チップは圃場で肥料や雑草の生えるのを抑制させるなど役割があり、循環型農業に繋げる取組みの1つ。
 10月26日、ブドウの剪定を前に同JA葵ぶどう部会の生産者13人を対象としたチッパーシュレッダーの実演会を実施。丸山製作所の森連さんが機械の使用方法や注意点などについて説明しました。
 同部会の浅川巖部会長は「剪定した枝をチップ状にすることで処理が楽になることに加え、短時間で量をこなすことができると分かった。作業軽減に繋がるので活用していきたい」と話しました。
 同JAでは循環型農業の一環として米の荷受け時に出る籾に酸素を入れながら発酵させ、たい肥にして組合員に配布するなどの取組みも行っています。

写真=実際にチッパーシュレッダーを使用する組合員(26日、岡崎市滝町)