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特産品「筆柿」次世代へアピール/選果場見学行う/JAあいち三河筆柿選果場

2021/10/25

 JAあいち三河は、幸田町の特産品で全国シェア95%を誇る「筆柿」を次世代の担い手である子どもたちにより理解を深めてもらうため、同JA筆柿選果場での見学授業を毎年行っています。昨年はコロナ感染防止のため中止となったが、緊急事態宣言解除に伴い対策を取りながら再開へ。今年は、同町にある2つの小学校が10月14日から21日の間で計4回訪問しました。
 14日、同町立豊坂小学校3年生の児童65人が見学に訪れました。同JA職員3人が「筆柿」の特徴の1つである“不完全甘柿”のことや場内に設置された機械について説明。児童らは熱心にメモを取りながら話を聞きました。また、甘柿と渋柿のイラストを描き種の数の違いを確認する児童もいました。
 見学した児童は「色々な機械を知ることができ楽しかった。特に柿の入った段ボールがジェットコースターのように落ちる様子が面白かった」と話しました。「筆柿」担当の矢田友和さんは「見学を通じて『筆柿』の魅力が伝わったなら嬉しい。幸田町の特産品を皆さんで守り続けてほしい」と話し、見学後には児童からの質問に答えました。1人3個ずつ「筆柿」を配布し、学んだことを活かし甘柿と渋柿を見極める児童の姿が見られました。

写真=選果機の説明を聞く児童ら(14日、同JA筆柿選果場)