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品質の維持、向上目指す/イチジク品評会開く/JAあいち三河いちじく部会

2021/09/16

 JAあいち三河いちじく部会は8月中旬から出荷が始まっている露地イチジク「桝井ドーフィン」の品評会を開きました。部会全体の品質を維持、向上させるために毎年開催しており、今年は生産者が持ち寄った9点を審査しました。
 9月8日、西三河農業改良普及課や幸田町、JA職員4人が重量や外観、糖度、食味などの基準から順位を決定。イチジクの糖度は16度から18度が基本とされるが、生産者の懸命な管理により最高糖度は18.9度を記録するなど審査員からも高評価でした。結果は来年2月に行われる通常総会の中で発表し、表彰式をする予定です。
 今年は盆にかけて雨が多く、日照不足による着色不良や果肉のいたみが懸念されたが、着果状況は良好で例年並みの収穫量を見込んでいます。
 同部会は13人の生産者が約2.7㌶の面積で栽培。4つのJAから構成される西三河共計として共同出荷しており、「西三河のいちじく」として主に名古屋の市場を中心に11月上旬まで販売します。

写真=露地イチジクの品質を確認する審査員ら(8日、同JA幸田営農センター)