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離農者や遊急農地減少へ/野菜半自動移植機実演会開く/JAあいち三河

2021/09/16

 JAあいち三河は9月8日、高齢化による離農者や遊休農地が増加傾向にあるなどの課題解決に向けて野菜半自動移植機の実演会を開きました。農家の作業軽減や規模拡大等を目指す生産者を応援するために企画。自己改革に掲げる「農業生産の拡大」に繋がる取組みとして、メーカー担当者から直接話を聞きながら、実際に体験できるように準備しました。
 当日は岡崎市下和田町にある圃場でメーカー担当者の指導の下、半自動移植機を使用してブロッコリーとカリフラワーの苗をそれぞれ150本定植。実際に体験した加藤智美さんは「苗を植えるたびに腰を落とさずに作業ができるのが魅力的。思ったよりもスムーズに定植することができた」と話しました。
 今後定植した苗は、産直出荷に向けて農業技術の習得を目指している第二農業塾生が管理・栽培を行い、農業体験付き定期貯金・積金(アグリセット)のご契約いただいた方を対象に11月下旬頃収穫体験を実施する予定です。

写真=実際に半自動移植機を体験する女性ら(8日、岡崎市下和田町)