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白ナス出荷ピーク/初の品評会行う/JAあいち三河

2021/08/06

 JAあいち三河管内の岡崎市で、白い見た目が特徴的な白ナス「とろーり旨なす」の出荷がピークを迎えています。市場への出荷は県内でも唯一で、同JA夏秋なす部会に所属する6名の生産者が約6㌃の面積で栽培。「幸田憩の農園」、「道の駅藤川宿」や地元大手スーパーなどで販売しており、出荷は10月上旬まで続きます。
 それに伴い7月30日、同JAで初となる「白ナス美白コンテスト」を開催しました。白ナス「とろーり旨なす」6点の出品があり、白さや艶、外観などを選定基準に審査。優秀賞のあいち三河農業協同組合長賞には水田祐司さん(額田支部)、優良賞のあいち三河農協夏秋なす部会長賞には大久保正人さん(岡崎支部)が選ばれました。入賞した2点の白ナスはイオンモール岡崎南店で展示し、2日から販売も行いました。
 試験栽培として開始され今年で3年目の白ナスは、通常のナスに比べて1本あたりの販売単価が高く、自己改革「農家所得の向上」や持続可能な開発目標(SDGs)にも繋がる取り組みの1つ。同JA園芸農産課の伊吹滋郎課長は「他産地でも生産者が多くおらず、特産物としての定着を期待している。長年培ったナス栽培技術を生かし高品質な白ナスを消費者へ届けたい」と話しました。

写真=白ナスを審査する審査員(30日、同JA経済センター)