お知らせ一覧

国産ウナギ弁当を利用者に/まごころと温かい弁当届ける/JAあいち三河ふれあいサークル

2021/07/27

 JAあいち三河ふれあいサークルは「まごころと温かい弁当を届けます」をモットーに、地域の高齢者に栄養のある手作り弁当を作り、配達の際には健康な生活が送れているかを見守る役割も担うボランティアグループです。40人が所属し、幸田町社会福祉協議会や行政、包括支援センターらと連携をとり、105人の利用者に弁当を届けています。
 7月27日、土用の丑の日に合わせて国産ウナギをメインにした弁当91食分を部員6人が調理。メニュー表に一言メッセージを添えて15人の配達員が利用者に届けました。弁当は四季折々の献立を考え、栄養が偏りやすい利用者のため15品目以上の食材を使用。高齢者が口にするため、食材を小さく切ることやダシを利かせた薄味にしています。また、作り置きすることはなく、総菜やデザートなどは全て当日に手作りしています。
 同サークルの赤羽悦子会長は「利用者に弁当を届けることに誇りを持って活動している。これからも利用者に寄り添った組織を目指していきたい」と話しました。
 同サークルは1994年4月から弁当作りと配達を開始。利用者からも好評でサービス開始時は週に1回の活動だったが、現在は週に3回活動しています。同取り組みは自己改革や国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を」の1つとして、これからも利用者に温かい弁当とまごころを届け続けます。

写真=国産ウナギを使用した弁当を紹介する赤羽会長(27日、同JA幸田振興センター)