お知らせ一覧

夏秋ナス鉢植え品評会開催/最優秀賞に山本貞雄さん/JAあいち三河幸田町夏秋なす部会

2021/07/06

 JAあいち三河幸田町夏秋なす部会は6月24日、同JA幸田営農センター集荷場で「令和3年度夏秋ナス鉢植え品評会」を開きました。生産者の栽培技術の向上、消費者へのナスのPRを目的に毎年開催しており、今回で28年目。部会員より20点の鉢植えが出品され、西三河農業改良普及課や行政、市場担当者、JA職員が生育の良好さや病害虫、整枝等管理ができているかなどの基準から審査しました。最優秀賞の幸田町園芸振興会長賞には山本貞雄さん(75)が選ばれました。
 今年の夏秋ナスは定植から約1か月間、強風や早期梅雨による日照不足や過湿により、活着不良や生育の停滞があったものの6月は天候が回復し、品質は例年並み。
 同普及課の犬飼瑠伽技師は「栽培条件が厳しい中、生育が良好なものが多く生産者の技術の高さがうかがえた。特に入賞者の鉢植えは草勢管理がきちんとされており、ボリュームがあり、果実の揃い、色艶、病害虫、風による傷が少なかった」と講評しました。
 同部会は、20人の生産者が約2.97㌶で夏秋ナス「筑陽」を栽培。受賞した鉢植えは幸田町役場や地元市場を通してスーパーなどに飾り、消費者にPRしていきます。

写真=鉢植えの完成度を確認する審査員ら(24日、同JA幸田営農センター集荷場で)