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管内小学生と搾油体験/食と農の大切さ教える/JAあいち三河女性部食育菜の花実行委員会

2021/07/05

 JAあいち三河女性部食育菜の花実行委員会は6月29日、岡崎市立六ツ美中部小学校4年生41人を対象に菜種油の搾油体験を行いました。「安全・安心な食と農」を児童に伝え、食育活動を通じて農業への理解や関心、大切さを学ぶことが目的。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、同小学校での搾油体験は今回で12回目。
 当日は同委員9人とJA職員4人が5月31日に刈り取り本店で乾燥させた菜種を体育館に運び、児童らは殻付き菜種を足で踏んだ後、脱穀機や唐箕(とうみ)を使って種を選別、最後に搾油機で油を搾りました。また、搾油した油かすは肥料になることから校内で活用しました。
 石川きぬ枝委員長は「今年は搾油体験ができて嬉しい。菜種は自然の味で美味しく香りも良いため、食味を楽しみにしてほしい」と話しました。
 夏目弘之校長は「身近にある油も簡単に作ることはできないと学び、子ども達にとって貴重な体験になった」と話しました。
 今後は市販の油と菜種油の味の違いを体験するフライドポテト作りを予定しています。

写真=搾油する児童らを見守る石川委員長㊧(29日、岡崎市立六ツ美中部小学校で)