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特殊詐欺被/声掛けが未然防止に/JAあいち三河美合支店

2021/06/25

 JAあいち三河美合支店は6月24日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして同JA管内の岡崎警察署から感謝状を受け取りました。同支店は2日、顧客が「息子が株で儲かり税金を払わなければならないため、現金500万円を下ろしたい」と窓口を訪問。接客をした濱洲爽帆さん(22)は、日頃から来店する顧客ではないことや出金理由が明確でないことを不審に思い、同支店の岡田由佳副支店長へ報告。息子を名乗る男からかかってきた番号へ岡田副支店長が連絡を取り、氏名や両親の生年月日を尋ねると答えられなかったため、警察へと通報し特殊詐欺を未然に防止しました。
 生活安全課の河内孝彰課長は「相手に電話をかけて確認することは、簡単に出来ることではなく非常に見事だった」と感謝を述べました。
 宮川匠支店長は「常に現金を下ろす時は少額でも必ず声をかけるよう支店全体で徹底している。今回も丁寧に話を聞き取ったことで、詐欺を防止できた」と話しました。
 同JA井内支店でも23日に同様の感謝状を受け取っており、特殊詐欺被害防止に尽力している。また同警察署と連携した啓発運動を積極的に取り組んでおり、今後も地域に密着した組織を目指します。

写真=河内署長㊧より感謝状を受け取る濱洲さん㊥と宮川支店長㊨(24日、同JA美合支店で)