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高品質を消費者へ/温室桃出荷始まる/JAあいち三河幸田町桃部会

2021/05/19

 東海地区で唯一の温室桃の産地である幸田町で5月17日、JAあいち三河幸田町桃部会が栽培する温室桃の出荷がスタートしました。今年は気温が高く推移しており昨年より3日早い出荷となったが、玉揃いが良好で病害虫による被害もなく順調に生育が進んでいます。初日の出荷は早生品種「はなよめ」約35㌔(1パック2個入り、120パック)、「希望」約10㌔(1パック2個入り、35パック)。20日からは主力品種「日川白鳳」の出荷が開始される予定です。
 出荷に合わせて同日、幸田町須美で温室桃「はなよめ」の目揃え会を開きました。生産者や西三河農業改良普及課、JAら9人が参加し、生育状況や出荷規格について確認しました。同部会の田境義弘部会長は「昨日、例年よりも早い梅雨入りとなった。今年は天候条件に恵まれない可能性があるが、天候に配慮し出荷に向けて頑張りたい」と話しました。
 同部会は6戸が1.67㌶で「はなよめ」、「日川白鳳」、「希望」などを栽培。そのうちの3戸の生産者が温室桃を約60㌃の面積で栽培しており、名古屋や三河地方の市場へ24トンの出荷を目指しています。6月初旬にピークを迎え、6月中旬まで続く予定。その後は露地桃の出荷が始まります。

写真=出荷規格を確認する生産者ら(17日、幸田町須美で)