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来年の実施を見据えて／トマト苗１９０本を定植／ＪＡあいち三河女性部食育菜の花実行委員会

2021/05/11

　ＪＡあいち三河女性部食育菜の花実行委員会は地域住民を対象に農業体験を通じて食と農の大切さを伝えるため多くのイベントに取り組んでいます。本来なら毎年５月上旬頃から管内の親子と一緒にトマト苗の定植を行い、収穫からケチャップ作りを楽しむ企画を実施しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から参加者への安全を確保するため中止としました。しかし、来年の実施を見据えて委員のみでのトマト苗の定植を行いました。
　４月３０日、岡崎市東阿知和町にある圃場に委員とＪＡ職員の１８人が集まり、加工用のトマト苗「ボンジョールノ」、「なつのしゅん」の２種類を１９０本定植。６月中旬には成長の観察や手入れを行い、７月下旬に収穫する予定。収穫後はトマトケチャップやジュースに加工します。
　同委員会の石川きぬ枝委員長は「昨年に続き、新型コロナウイルス感染症が終息せず開催できず残念だった。来年は規模縮小しての開催を視野に入れて、少しでも多くの方に農業体験をしてもらえるよう工夫していきたい」と話しました。

写真＝トマト苗を定植する委員（３０日、岡崎市東阿知和町で）