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促成ナス出荷ピーク迎える/規格揃えるため目揃え会開催/JAあいち三河促成ナス部会矢作支部

2021/04/09

 JAあいち三河促成ナス部会が栽培する促成ナス「とげなし美茄子」と「千両」の2品種が3月下旬から出荷量、品質共にピークを迎えています。同部会矢作支部で4月6日、出荷規格を揃えるため中間目揃え会を開催。生産者や西三河農業改良普及課、市場担当者、JAなど22人が参加し、大きさや形状、ツヤ、傷などの規格を再度確認しました。
 今年度は1月中旬まで気温が低い傾向にあったものの、それ以降平年よりも高く推移し、日照時間も増えており、順調に生育が進んでいます。また今年度より、根入りが良くなり、作業の簡略化が期待されるヤシガラ苗試験を開始しました。
 同支部の生駒仁志支部長は「栽培技術の高さを自信に、安定した高品質なナスの出荷を続けていきたい」と意気込みました。
 促成ナスは果肉が柔らかいのが特徴で、ビニールハウス内で温度調節しながら栽培するため、冬に出荷が可能。出荷は市場に向けて7月上旬まで続きます。「とげなし美茄子」は同部会を含む西三河促成なす部会が独自にブランド化している「とげなし輝楽」を多産地との差別化を図ってつけたブランド名。

写真=出荷規格を確認する生産者ら(6日、矢作集荷場で)