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「ピクルスCafeアルクス」オープン/自家製ピクルス目玉に料理提供/JAあいち三河

2021/02/05

 JAあいち三河産直施設「ふれあいドーム岡崎」のフードコート内に2月1日から、岡崎市牧御堂町にあるNPO法人アルクスが運営する「ピクルスCafeアルクス」がオープンしました。精神、知的、発達障害を持つ18才から63才の就労訓練を行う利用者13人と調理師免許を持つ職員が農産物の栽培から料理を提供。利用者が農産物の栽培から配膳を通じて生きがいを持ち、社会参画の実現や安定した工賃の確保を目指しています。
 同カフェは自らの圃場で育てたものや地元産農産物を使用した自家製のピクルスを目玉にモーニングサービスやランチサービスを提供。サツマイモや柿、イチゴなどの変わり種のピクルスがあり、ランチサービスではサンドイッチやカレーライスなどのメニューを楽しむことができます。また、ピクルスにすることで味が凝縮され、より本来の味を感じることができると来店客からも好評です。同カフェの三宅紋巳店長は「利用者がカフェの運営に積極的でとても嬉しく思う。利用者の家族や地域住民の皆様の憩いの場所になれるように頑張っていきたい」と話します。
 同法人ではコロナ禍による工業製品の受注作業がほとんどなくなり、利用者の工賃が減少。もともと行っていた野菜栽培に注目し、同産直店舗が企画する「賃料0円!チャレンジキッチン!」に応募し、オープンに至りました。

写真=料理を提供する店員と来店者(3日、ふれあいドーム岡崎で)