お知らせ一覧

「大門のしめ縄」出荷最盛期/縁起の品として需要向上/JAあいち三河

2020/12/07

 JAあいち三河管内の愛知県岡崎市の伝統工芸品「大門のしめ縄」の出荷が11月中旬からスタートし、最盛期を迎えています。新型コロナウイルスにより祭りなどの催し物が中止となり神輿用しめ縄の注文などが減少したものの、縁起の品として一般家庭での需要は年々向上傾向で、「大門メ縄協同組合」の理事長を務める蜂須賀政幸さん(63)の作業場では、丹精込めたしめ縄の生産、出荷が続いています。
 「大門のしめ縄」はしめ縄専用の品種「東海千本」、「黒穂」の稲わらを使用し、稲の育成からしめ縄の生産まで一貫して地元で行う“純国産”のしめ縄で、一つずつ手作りで仕上げています。また、130年の歴史を誇る地域の伝統産業を守るためにブランド化にも取り組み、昨年5月にしめ縄として全国初の「地域団体商標」を取得。品質の良さや認知度が向上し、「大門のしめ縄」の購入者増加に繋がりました。
 同組合の蜂須賀理事長は「生産者が年々減少してきているが、歴史ある『大門のしめ縄』を守り続けるために後継者育成にも尽力していきたい」と意気込んでいます。
 同組合は同市大門地区の生産者5軒で構成。生産と出荷は年末まで続き、23種類のしめ縄を地元スーパーや管内である同JA産直施設へ約30万本の出荷を見込んでいます。

写真=しめ縄を作成する蜂須賀理事長(4日、岡崎市大門地区で)