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西三河地域青果物パッキングセンター視察/新規就農を見据えて/JAあいち三河

2020/12/03

 JAあいち三河とJA西三河は合同で12月2日、イチゴ新規就農者を目指す研修生や担当職員らは今後の作業軽減や新しい農業技術を学ぶため、西三河地域青果物パッキングセンターにあるいちご重量選別機を視察しました。同施設の概要や運営方式、設備等を確認。すでに同JA岡崎市いちご部会や幸田町いちご組合に所属する生産者も利用しており、パック詰め作業を委託することで時間の有効活用に繋がり、面積拡大や品質向上に繋がると高評価です。
 視察に参加した研修生の丈井英知さん(50)は「重量選別機の速さに驚いた。利用料はかかるが、栽培管理に力を振り分ける時間が作れるため有効に使っていきたい」と話しました。
 同施設は生産規模の維持拡大や顧客ニーズに基づく商品製造による売り場の安定的確保、販売単価の向上を目的に設立しており、パック詰め作業などを受け持っています。取引先のニーズに合わせた規格の製造も可能で、年間85万パックを作業します。また、農家が持ち込んだ農産物の品質を保つため予冷設備も完備しています。

写真=いちご自動選別機を視察する研修生ら(2日、西三河地域青果物パッキングセンターで)