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「あぐりログ」活用し、生産技術向上へ/設立総会開く/JAあいち三河

2020/11/17

 JAあいち三河は11月17日、同JA竜谷支店会議室にて令和2年度岡崎竜泉寺いちご団地施設利用組合設立総会を開きました。生産者や西三河農業改良普及課、岡崎市、JAら13人が出席。規約の制定や事業計画、収支予算など3議案を承認しました。
 岡崎竜泉寺いちご団地は今年10月に新設。高設栽培用の丸型ハウスが全7棟あり、携帯やパソコンでハウス内の温度や湿度、炭酸ガスなどをモニタリングすることができる「あぐりログ」も設置しました。数値化することで既存農家の栽培技術等をモニタリングでき、新規就農者の栽培技術の早期向上を見込んでいます。1つのJAでいちご生産団地を作り、担い手支援を行うのは全国的にも珍しいため、愛知県内では唯一の取り組みとして期待が高く、現在は同JAが開講している「いちご塾」を卒業し、今年から新規就農者となった第1期生や規模拡大を目指す既存農家など計4人が活用しています。
 新役員を代表して浅井直行組合長は「関係者皆様の協力あって設立をスタートすることができた。生産者1人ひとりが生産技術のレベルをあげて、管内である岡崎市と幸田町のレベルアップできるように頑張りたい」と話しました。

写真=新役員としてあいさつする浅井組合長(17日、同JA竜谷支店で)