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移動購買店舗車ルート一部変更/「なくてはならないJA」目指す/JAあいち三河

2020/10/23

 JAあいち三河は10月12日から組合員や地域住民の需要に合わせて、移動購買店舗車「ホタル号」の巡回ルートを一部変更しました。新たに追加した2ヵ所の停車場所では、特に多くの来客で賑わいを見せています。同JAの自己改革「地域の活性化」や持続可能な開発目標(SDGs)を通じて、購買目的だけでなく地域の高齢者の見守りや交流の場としての役割を担っています。今後も地域に密着した「なくてはならないJA」を目指していきます。
 追加した2カ所の停車場所は、坂が多い岡崎市内の県営団地。高齢者も多く住む地域でもあり、「定期的に買い物ができる移動購買店舗車のルートに追加してほしい」と地域住民からの要望が多くありました。地域包括支援センターや地域住民らと停車位置や時間調整をした結果、地元の回覧板などでの周知の協力もあり、初日に27人、翌週には35人の来客がありました。移動購買店舗車を利用した来店客は「一人暮らしで遠くに買い物へ行くことが大変だった。移動購買店舗車が近くまで来てくれてとても助かっている」と話しました。
 暮らしをサポートするための取り組みとして、2018年10月より高齢化の進む中山間地を中心に移動購買店舗車「ホタル号」。現在は曜日ごとに異なる5ルート65カ所で同JA産直店舗「幸田憩の農園」に並ぶ農産物や生鮮品、調味料、日用品などを販売しています。
 営農産直部の伊藤義弘部長は「急速な高齢化の進展に伴い今後益々需要が増えるものと認識している。これからも、選ばれ愛され信頼される身近なJAとしての役割を果たしていきたい」と話しました。

写真=移動購買店舗車で買い物をする来客ら(22日、岡崎市本宿町で)