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最高糖度18.9度/イチジク品評会開催/JAあいち三河いちじく部会

2020/09/11

 JAあいち三河いちじく部会は9月9日、同JA幸田営農センターでイチジク「桝井ドーフィン」の品評会を開きました。部会員同士が品質を高め合うことを目的に毎年開催しており、昨年よりも2点多い10点が出品されました。  
 当日は審査員として西三河農業改良普及課、幸田町ら4人が参加。重量や糖度、食味、着色などの基準から審査しました。イチジクの糖度は16度あると甘いといわれていますが、16度を超える出品が多数あり、最高糖度は18.9度でした。来年2月に行われる通常総会で入賞者の表彰式を行う予定です。
 今年は7月末まで梅雨が長引き、8月は猛暑による影響から高温や乾燥によって木に負担がかかる天候条件でしたが、生産者の懸命な管理によって全体的に着色がしっかりつき、糖度なども含め高品質なイチジクが栽培されています。
 同普及課の林高弘専門員は「7、8月の天候条件が良くない中ではあったが、糖度が高い。生産者の頑張りが反映されているのでは」と話しました。
 同部会は13人の生産者が所属しており、2.77㌶の圃場で栽培。同JA産直店舗では「幸田憩の農園」、「ふれあいドーム岡崎」、「道の駅藤川宿」の3店舗、スーパーではイオン、ドミーなどで販売しています。出荷は10月末までを予定しています。 

写真=イチジクの品質を確認する審査員ら(9日、同JA幸田営農センターで)