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AI技術を駆使し農業課題解決へ/産学連携で新たな取り組み/JAあいち三河

2020/09/01

 JAあいち三河は8月28日、同JA管内の岡崎市にある愛知産業大学・愛知産業短期大学と産学連携協定に関する包括協定調印式を行いました。同JAでは産学連携は初。同大学はAIなどを日常生活へ応用させる研究などを手掛けており、産学連携を通じて自己改革にも掲げられる「地域農業の活性化」を図っていきます。SDGsの持続可能な開発目標「飢餓をゼロに」の中に含まれる持続可能な農業の推進の1つであり、国内でも産学連携の取り組みは年々増加傾向となっています。
 同協定は、農業の販売促進や今抱えている課題解決に取り組み、農業の発展を目指す「産」の同JAと現状の農業課題を把握し、AI技術などを使って多様な問題解決に取り組む「学」の同大学が協力して新技術の研究開発や新事業の創出を図っていくことを目指します。取り組みは、①農業課題の把握や調査を行い、農業にITを取り入れることで省力化や次世代に繋がる農業経営を双方で検討する、②同JA管内の農産物リーフレットなどを作成し、周知拡大と販売促進を図る、③お互いのイベントに協力し合い活動内容の周知を図るとともに普段関わりの少ない年齢層へのアプローチを行う、④同学生を対象としたインターンシップに取り組み、キャリア学習の場を提供する、の4つの柱を掲げ、管内の地域農業の維持、活性化を目指します。
 当日は同JA天野吉伸組合長が堀越哲美学長のもとを訪問。産学連携の協定書に調印し、締結しました。その後は同大学建築学部宇野勇治教授や同JA営農企画天野砂田男部長らを交え、今後の取り組みの展開やお互いの要望などについて話し合いました。
 同JA天野組合長は「農業の高齢化で農家人口の減少などが課題として挙げられている。そのような状況を打破していくためには、私たちの目線だけではなく学生たちの若い力や知識も必要であると考えている。これをひとつのきっかけとし、様々なところでお互いに協力ができれば」と話しました。堀越学長も「学生にとっては地域の諸問題を把握し、行動できる実践的な学びの場。AIなどを駆使し、お互いにとって価値のある協定になれば」と話しました。
 同JAでは今回の産学連携を皮切りに、同市内外の大学らと協力して地域農業の拡大を目指していく予定です。


写真=協定書を持つ天野組合長㊨と堀越学長(28日、愛知産業大学で)