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品質と技術を高め合う/夏秋ナス「筑陽」品評会開催/JAあいち三河夏秋なす部会

2020/08/03

 JAあいち三河夏秋なす部会は7月31日、同JA経済センターで「第18回夏秋なす品評会」を開きました。品質の向上や生産者同士の技術を高め合うことを目的に毎年開催しており、今年は42点が出品。県西三河農業改良普及課や行政、市場担当者、JA職員らが、形状や色、ツヤ、傷の有無などを基準に審査しました。優秀賞の岡崎幸田農業改良推進協議会長賞には、鈴木勝久さん(額田支部)が選ばれました。
 今年は6月上旬から天気が安定せず花落ちや病気もありましたが、台風による影響がないため傷が少なく、例年よりも高品質に仕上がっています。
 同普及課の須田坂美専門員は「梅雨がなかなか明けず、日照不足が続いた。病気や天候による生理障害が起きる中で栽培が困難な年ではあったものの、生産者の管理が充分に行き届いている」と講評しました。上位の入賞者のナスは、8月1、2日にイオンモール岡崎南店で展示し、消費拡大を目指し消費者へのPRを行いました。
 同部会は岡崎、幸田、額田の3地域に支部があり、43人の生産者が約6.32㌶の面積で夏秋ナス「筑陽」を栽培。出荷は8月中旬に最盛期を迎え、11月上旬までを予定しています。

写真=夏秋ナス「筑陽」を審査する審査員ら(31日、同JA経済センターで)