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糖度、着色ともに上々/露地桃品評会開催/JAあいち三河幸田町桃部会

2020/06/27

 JAあいち三河幸田町桃部会は、露地桃「日川白鳳」の生産性の向上や食味の良いものを消費者へ届けるため、同JA幸田営農センターで6月26日、品評会を開きました。毎年初出荷から3、4日後に品評会を開いており、今年の品評会では7戸の生産者が露地桃を1人3個ずつ出品。糖度、着色、重量、食味などを選定基準とし、県西三河農業改良普及課、幸田町、JAの5人が審査しました。今年は春先の低温や5月の降雨が少ないことから小玉傾向だが、着色や甘味は例年通りの出来に仕上がっており、今後の出荷に期待がかかります。
 同普及課桑山幸子専門員は「今年は小玉傾向だったものの、最高糖度が13.6度もあり全体的にレベルが高い。着色に関しても完全着色であり、天候が優れない中ではあったが生産者の努力が伺えた」と講評しました。入賞者は2月に行われる同部会通常総会で発表予定です。
 同部会は7戸の生産者が「はなよめ」、「白鳳」などの品種を栽培しており、減農薬、減化学肥料栽培に取り組み、エコファーマー認定を受けています。名古屋の市場を中心に、7月下旬まで出荷予定です。


写真=露地桃の品質を確認する審査員ら(26日、JAあいち三河幸田営農センターで)