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初の外部向け花き即売会開催/コロナで下がった花き需要を支援/JAあいち三河

2020/06/17

 JAあいち三河は、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が落ち込んでいる地元花き農家を応援しようと花き即売会を開きました。同JA初の外部向け即売会となった3回目は10日、岡崎市役所職員や来庁者らをメインとした同市役所の北側にある十王町の十王公園で、4回目は17日に同市にある西三河農林水産事務所の会議室で開催しました。持続可能な開発目標(SDGs)にも明記されている「持続可能な農業」、「生産消費形態の確保」の促進や自己改革「農業者所得の向上」を目指した取り組み。1回目は同JA本店役職員、2回目は支店職員を対象とし開催しています。
 10日は雨にもかかわらず1時間で約200人が足を運び、販売している観葉植物「アンスリウム」や切り花の「ユリ」、多肉植物など43種約400鉢が完売し、売り上げも約12万円にのぼりました。17日は事前に同事務所の職員から注文を受け、観葉植物「アンスリウム」、「ポトス」、「テーブルヤシ」の3種類123鉢、約6万円分を販売しました。
即売会で花を購入した同市内の女性は「新型コロナウイルスの影響で外出しづらい状況であるが、職場で花の即売会をやってくれることで、遠くに行かなくでも花が買えるので嬉しい。ニュースなどで花の需要が下がっていたことは聞いていたので、少しでも協力できれば」と話しました。
 同JA営農産直部伊藤義弘部長は「コロナ禍の中、地元の花き農家の皆さんが丹精込めて栽培した花でたくさんの人が笑顔になってくれて開催した甲斐があった」と話しました。JAあいち三河では今後も地域農業、管内農家を応援する取り組みを続けていきます。


写真=花を購入する西三河農林水産事務所の職員ら(17日、西三河農林水産事務所で)