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畑わさび出荷スタート/JAあいち三河ぬかた特産部会

2020/06/09

 JAあいち三河ぬかた特産部会ワサビグループが栽培する畑わさび「だるま」の出荷が6月9日始まりました。生産者、食品会社、JAら7人が参加。春先の低温による遅れが予想されたが、天候の回復もあって生育は順調。初日は約125㌔が持ち込まれました。出荷は9日、11日、16日、18日の4日間で行われる。昨年同様に600㌔の出荷を目指します。
 同グループは、標高180~400㍍の中山間地を利用して栽培しています。商品は主に茎と芋で、昼夜の温度差が大きいことなどの地域特性から良品生産ができます。また芋の部分が小さく、加工品としての利用が多いことも特徴。今年から新たに1人部会員が加わり、8人が名古屋市の食品会社に契約出荷しています。茎は「ペーストわさび」に、芋と呼ばれる地中で育つ実の部分は「わさびオイルドレッシング」に加工されます。
 同グループの吉口和夫代表は「部会員と連携し合って、少しでも多く畑わさびを出荷できるように頑張りたい」と話しました。


写真=畑わさびの茎を箱詰めする生産者(9日、額田営農センターで