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水ナスピーク/高品質なナスを消費者へ/JAあいち三河岡崎なす部会六ッ美支部

2020/05/07

 岡崎市で促成栽培される水ナス「紫水」がピークを迎えています。今年は岡崎なす部会六ツ美支部の生産者3名が47㌃の面積で水ナスを栽培しており、昨年より2日早い3月30日から出荷を開始。品質も上々で、名古屋市の市場を通じて消費者へ届けています。
水ナスは水分が多く、あくが少ないのが特徴。皮が薄いため、生のまま食べることができるが、栽培面では皮の薄さから風の侵入による葉の擦れなどでも表面に傷がつきやすいため、生産者は念入りな適葉に配慮する必要があります。5月上旬から最盛期を迎え、出荷は8月中旬まで続きます。150~200㌘を出荷の中心規格としており、今年は45㌧の出荷量を目指します。
 同支部の平井紀晃さん(65)は「導入した蜜蜂がより動きやすい温度に調整することで、作業の効率化に繋がり高品質な水ナスが収穫できている。これからもおいしい水ナスを消費者に届けられるよう、丁寧に作業を行っていきたい」と話しました。

写真=水ナスを収穫する平井さん(30日、岡崎市正名町で)