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目指せ新たなサポートで所得向上/研修行い農業視野拡大図る/JAあいち三河

2018/03/02

 JAあいち三河は自己改革の1つとして、農家所得の向上を掲げています。その一環として、管内農家のもとを年に2回、営農担当者と金融担当者が出向き、新たなサポートの実施やスムーズな連携による課題解決の実現を目指します。
 準備段階として、2月14日に同JA幸田支店で「第1回農業、農業融資に関する研修会」、3月1日に「第1回農業先進施設視察研修」を開催しました。
 営農企画部と融資部が協力し初めて開催した研修には、営農担当者や支店長、融資担当者など延べ75人が参加しました。2月14日の研修では、JA愛知中央会とJA愛知信連より講師を招き、同JAの主品目であるイチゴやナスの栽培の現状や経営上の課題、農業融資や助成制度の知識を深める研修を行いました。
 3月1日の視察研修では、岡崎市役所の職員も同行し、JAあいち経済連営農支援センターやJAあいち経済連西三河農業センターを視察。同センター職員の説明を受けながら施設を見学しました。先進技術を視察し、農業を多方面から考え、積極的に農家の課題解決ができる職員の養成が狙いです。
 共同で企画した融資部の小早川行軌部長は「営農と金融が一体化することで、少しでも農家の力になれるような手助けとなる取り組みを進めていきます」と話しました。

写真=施設の説明を受ける役職員