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JAあいち三河の農業を紹介/地域農業振興を目指して/JAあいち三河

2020/04/24

 JAあいち三河は同JA管内の農産物を紹介する冊子「JAあいち三河の農業」を制作しました。全カラーの32ページ。昨年度が同JA合併20周年ということもあり、営農関係の部課長や部会担当職員らが1月より構成や内容の確認などを手掛け、20周年最終日となる3月31日に完成させました。4月より営農センターや各支店などに順次設置。県内外問わず多くの人へ管内農産物をPRし、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の活動目標「飢餓をゼロに」の農業振興を目指して農業理解や地産地消の促進に取り組んでいます。
 冊子内では、同JAの主力品目である米・麦・大豆やイチゴ、ナスなどをはじめ15品種を掲載。栽培の沿革や生産者数、現在の栽培状況、今後の展望などを見開きで紹介しています。またJAあいち三河の概況や管内である岡崎市、幸田町の社会特性にも触れ、地域住民や他地域からの来客者などに対して管内を紹介する1つのツールとして利用しています。平成28年に厚生労働省が発表した「国民健康・栄養調査」によると、1日の野菜摂取量が愛知県内の女性はワースト3位、男性に関してはワースト1位という結果が出ており、農産物を紹介することで地元農産物への理解を深め、地産地消や野菜摂取量の増加を促します。
 作成にあたった同JA営農販売部藤井克弘部長は「今回の冊子作成により、先人農家の苦労や努力を知ることができた。将来の農業振興に生かすとともに、多くの方にJAあいち三河の農業について知ってもらえれば」と話しています。今後も管内農業を積極的に紹介し、農業振興の拡大を目指します。
 

 

写真=冊子を紹介する職員(24日、JAあいち三河本店で)