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イチゴ農家増加に取り組む/5名が新規就農者を目指し入講/JAあいち三河

2020/04/17

 JAあいち三河は岡崎市土井町にイチゴ新規就農者研修施設を開設し、昨年度より「いちごプロジェクト」と題した新規就農者の育成に取り組んでいます。2年目となる今年度は、農業未経験者からなる2年コースは3名、農業大学校などの農業経験者からなる1年コースは2名が「いちご塾」に入講しました。イチゴ生産者の高齢化や生産力の低下を防ぎ、地域農業を支えるJA自己改革の1つであるとともに、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の農業促進や環境保持などの点においても重要な取り組みです。
 4月9日に同JA本店で開催された開講式には西三河農業改良普及課や岡崎市、幸田町、JAら24名が参加し、「いちご塾」が始まった経緯や今後の研修内容、イチゴ農家になるまでの流れを説明。2年コースに入講した柴田智輝さん(34)は「不安もあるけど、楽しみもある。基礎をしっかりと学び、イチゴ作りのプロフェッショナルを目指して取り組みたい」と決意を表しました。
 同JA天野吉伸組合長は「農業情勢は厳しい状況にあるが、JAとしてあらゆるサポートを行っていく。新規就農を目指し、懸命に取り組んでほしい」と激励しました。
 同JAのイチゴは主力品目の1つであり、岡崎市と幸田町の約16㌶で栽培する。生産者は68人、販売高は10億円を超え、農産物販売高の約3割を占めています。しかし、2014年に県が行った分析では10年後に生産者が46人にまで減少すると予測され、生産力の衰退が課題となっていました。同JAではプロジェクトを通じ10年で30人の育成を目指しており、1年目となる19年度は2名の新規就農者を育成しました。

写真=研修生に向け言葉を述べる天野組合長(9日、JA本店)