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移動購買店舗車ルート変更/組合員らの意見反映し17箇所追加/JAあいち三河

2019/10/15

 JAあいち三河はこの度、移動購買店舗車稼働の1年経過に伴い、ルートを見直し停車場所を大幅に増加しました。新ルートでの運行は10月7日からスタートしました。昨年10月より移動購買店舗車、移動金融店舗車を導入しており、自己改革の柱にも掲げる“地域の活性化”の取り組みの1つとし、高齢化の進む中山間地域の組合員、地域住民の暮らしのサポートを目的としています。
 稼働当初は停車場所51か所でスタートしましたが、中山間地域での認知度が高まったことや住民からのより最良な場所提供等もあり、停車場所を増やしてほしいとの要望が多くありました。7月に開催された地区別意見交換会では、中山間地域を対象に移動購買店舗車についてのアンケートを実施。車がないと生活が困難なエリアやスーパーなどへ長時間かけて通う住民から、より多くの場所での販売を望む声が挙がりました。かつての滞在時間より短くなった停車場所もありますが、地域住民らの協力を得て7日から17か所増加しました。5ルート計68か所となり、中山間地域へのより細かな生活支援を目指すとともに地域住民に寄り添ったJAを目指します。
 営農産直部の鈴木一登部長は「移動購買店舗車、移動金融店舗車を導入できたのは、多くの組合員、地域住民の協力があったから。あいち三河の中山間地域には特に高齢化の進むエリアがある。今後も多くの方に移動購買店舗車を通じて“暮らしのサポート”となるサービスを提供するとともに、信頼されるJAを目指したい」と話しました。
 今後も“暮らしの拠点”となる取り組みを進めていくとともに、組合員、地域住民にとって“なくてはならないJA”となれるようより一層力を注ぎます。

写真=新たな停車場所で移動購買店舗車に集まる地域住民(8日、岡崎市石原町で)