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ブドウ出荷ピーク/品評会を開催/岡崎果樹振興会

2019/08/22

 今月上旬から出荷を始めた岡崎市のブドウが8月中旬ピークを迎えました。それに伴い岡崎果樹振興会は8月16日、同市東阿知和町のおかざき農遊館で「第23回岡崎市ぶどう品評会」を開きました。生産者、西三河農業改良普及課、岡崎市、JAあいち経済連、JAなど10人が参加。生産者22人から24点の出品がありました。4房で1点とし、同じ房の中で粒の大きさは均等か、粒に張りはあるか、傷が無く外観は綺麗かなど糖度や酸度といった食味だけでなく、見た目も重視し厳正に審査しました。12点が入賞し、最優秀賞の岡崎市長賞には同市滝町の米坂和夫さんが選ばれました。
 同普及課林高弘専門員は「糖度の高さだけでなく、粒の大きさの揃いや張りの良いものが入賞した。今年度は梅雨が長く悪天候が続いたが、多くの方が丁寧に手をかけて作ってくれた。入賞された方の工夫を凝らした生産方法が広く伝われば」と講評しました。
 同会は44人のブドウ生産者が所属しており、「種なし巨峰」「デラウェア」「シャインマスカット」など数多くの人気品種を栽培しています。出荷は9月中旬まで続き、共選出荷や産直店舗の販売を通じ消費者へ届けられます。

写真=ブドウを選定する審査員ら(16日、おかざき農遊館で)