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訪問活動をより積極的に/融資事業で所得向上目指す/JAあいち三河

2018/07/12

 融資事業を積極的に活用し、自己改革の一環である農業者の所得向上を図るJAあいち三河は7月2日、同JA幸田支店で「第2回農業、農業融資に関する研修会」を開催しました。平成30年度から本格的に取り組んでいる金融担当者と営農担当者による同行訪問をより効果的なものにするため、各支店支店長や同JA融資相談課の職員など40人が参加しました。
 冒頭挨拶した同JA金融共済担当常務は「農業融資において農家と話をするために、最低限の農業の知識が必要となる。今回の研修で知識を付けるとともに、今後の訪問活動に活かしてほしい」と呼びかけました。
 講師にはJA愛知信連農業部企画・管理グループの長井英貴氏を招き、県下の農業融資優良推進事例や農業融資商品、利子補給、助成制度について説明を受けました。
 また、昨年より同JA農業融資担当者となった三城勝重さんより、管内における農業融資事例の紹介と具体的に活用した農業融資の資金名、事業費、出資金利や助成金額等の説明がありました。
 同JA融資部融資相談課の梅田典明課長は「2回目の農業融資の研修を受けることで、前回の研修よりさらに理解を深めることができた。職員がレベルアップすることで、より積極的な訪問活動につながる」と話しました。
 同JAは4月から6月末までで管内の認定農業者と担い手農業者延べ328件を訪問しました。農家の生の声を聞き、積極的な課題解決を目指します。

写真=事例を紹介する農業融資担当の三城さん