お知らせ一覧

栽培技術の向上目指して/夏秋ナス鉢植え品評会開催/JAあいち三河幸田町夏秋なす部会

2018/07/11

 JAあいち三河幸田町夏秋なす部会は6月28日、同JA幸田営農センターで夏秋ナスの鉢植え品評会を開催しました。生産者や県農業改良普及課、市場、JA担当者ら32人が参加し、大きさや形、樹勢などを審査しました。最優秀賞の幸田町園芸振興会長賞は杉浦憲雄さん(77)が受賞しました。
 鉢植え品評会は、栽培技術の向上や消費者へのPR活動を目的に年1回開催しており、今年が25回目です。審査した農業改良普及課の滝川勝彦専門員は「今年は少し生育に遅れがみられ厳しい環境となったが、良いものが多く出品されていた。最優秀賞の作品は、ボリューム感があり、果実、外観などが揃っていた」と評価しました。
 最優秀賞の杉浦さんは「一生懸命可愛がったおかげで、立派な賞がもらえた。難しい気候ではあったが、評価されて嬉しい」と話しました。
 同部会の稲吉豊部会長は「昨年より出品物が良くなってきており、レベルが上がっている。今後も地元のナスを食べてもらえるよう、部会として良いものを出荷したい」と話しました。
 部会は24人が約3㌶で「筑陽」を栽培。受賞した鉢植えは、幸田町役場やJR幸田駅、地元市場を通じてスーパーなどに飾り、消費者にPRします。

写真=鉢植えナスを審査する審査員ら