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特産品で岡崎市をPR/商品化向け試食会開催/法性寺ねぎプロジェクト

2018/07/02

 「あいちの伝統野菜」に登録される「法性寺ねぎ」と岡崎市の特産品である八丁味噌、江戸時代からの歴史が残るむらさき麦の3種類を使った創作料理「おかざき三昧」の試食会が6月23日、同市内にある愛知学泉短期大学で開催されました。JAあいち三河や同JA法性寺ねぎ研究会、道の駅藤川宿などで組織する「法性寺ねぎプロジェクト」の取り組みで、商品化に向けて参加者が12品を試食しました。
 JAあいち三河法性寺ねぎ研究会の八田政弘会長や生産者、行政、地元飲食店、同JA新家智明経済常務、同JA営農企画部の天野砂田男部長など26人が参加。試食には「法性寺ねぎ」と八丁味噌、むらさき麦を使ったカレーや肉まん、3種類をパウダーにして練りこんだ焼き菓子「ねぎチョコサンド」など同大学の教員が考案した12品が並び、参加者は味や食感、香りなど意見を交わし、商品化できるかを検討しました。
 試食した同研究会の八田会長は「ネギ本来の香り、風味をしっかりと味わえるような料理を考えていきたい」と話しました。
 同プロジェクト代表の同大学食物栄養学科根間健吉教授は「意見交換ができたことは非常に良かった。今後はあらゆるライフメニューに合った商品を提案したい」と話しました。
 同プロジェクトは「法性寺ねぎ」を中心に、同市を代表する生産物をPRしたいと2月より視察を開始。今後は11月に道の駅藤川宿で同大学の学生たちによる試食会を開く予定です。

写真=試食を取る八田会長