農協(JA)とは、正式には「農業協同組合」と呼ぶように、農業に従事する人たちの協同組合です。1947年の農業協同組合法の制定に基づき、全国的に設立されました。
JAは日本の農業協同組合(農協)「Japan Agricultural Co-operatives」の頭文字をとったもので、1992年から新しい農協像を表す愛称として使われています。
JAは前述のとおり協同組合です。組合員は協同組合に出資しますが、これは配当を目的とするものではありません。出資は協同活動を行う元手です。そして、事業の利用者と出資者が同一人ですから、組合員は組合の事業を利用することによって、自らの生産や生活を向上させることができるのです。また運営方法も、出資の多い少ないに関係なく、組合員の総意によって方針が決められ実践されます。
資本主義社会の経済原則は、市場での競争を基本とする、弱肉強食の論理により成り立っていますが、協同組合はこうした資本主義社会にあって、人間尊重と社会的構成の実現という理想を持った運動体であり、協同・相互扶助(自立した個人が連帯し、助け合うこと)を原理にしています。
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